夜明け前
全国旅行支援が始まり、十月中旬、浜松市の舘山寺サゴーロイヤルホテルは平日にもかかわらず宿泊客でにぎわっていた。ロビーで記念撮影するグループは「こうした風景を見るのは本当に久しぶり」。小野晃司社長の姿も。コロナ禍からの夜明けは近い―と感慨深げに語っていた。
ホテルではこの二年半、ビュッフェ形式の食事を止めたり、宿泊定員を半分に減らしたりして「密」を避ける努力を続けてきた。客単価も三千~四千円上げた。小野社長は「国からの支援がなくなったときに、こうした改革をやってきたかどうかで大きな差が出る」。
感染は第七波を数え、アフターコロナを模索する動きも出てきた。企業も個人もどれだけ自己変革できたかが問われる局面かもしれない。はて、自分はどうか。舘山寺を後にしながら考え込んでしまった。
(報道部・木谷孝洋)
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